変わり続ける再開発地区(2) 建外SOHO

建外SOHOは、日本の建築家・山本理顕さんが手がけた複合的エリア開発だ。実は山本理顕さんは北京生まれ。そんなこともあって、この開発に携わるようになったのだろう。
さて、ここのビル群はストイックなまでに均質である。1つのビルだけ見ると大変つまらない建築だが、様々なボリュームの均質ビルがまるでランダムに配置され、ところどころにサンクンガーデン(オープンな地下庭園)が設けられることで、変化がある開放的な空間を形作っている。また無機質な建築群の中に現れるヒト型のサインや、そこで語らう人々の存在がホッとするような安心感を与えてくれる。
ちょうどアール・デコの装飾性を排除した「ル・コルビュジェ」や「ミース・ファン・デル・ローエ」のように、その中国版をやっているように感じた。あまりに合理性と機能性を重視したストイックな建築群は、北京の人々にとって”less is bore”ではないのだろうか?


北京市朝阳区建国门外大街4号



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